就活

夏インターン20社以上全落ちした就活生が挽回した話①_(ー2021/8月まで)

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私の就活のスタートは修士1年の夏インターンシップ選考です。序盤から就活に対して全力で挑むも夏は全敗。冷静になって周りを頼り就活のイロハを学び、冬インターンシップからは無双。就活解禁する3月が始まる前には就活を終えた。そんな流れです。

修士1年の4月から何をしたのか時系列に沿って書いていきます。この記事を見る就活生には、夏全敗しても大丈夫だということを伝えたいです。

まずは、就活を始める時点(修士1年4月)のスペックをどうぞ。

  • スペック
    • 就活未経験
    • 学歴:早慶理工
    • 学部生のGPA:2.0-2.2
    • ガクチカ:学部生のインターンシップ
    • プログラミング経験:IT系ベンチャー企業のインターンシップ

修士1年4月

私の就活のスタートは修士1年の夏開催のインターンシップ選考です。就活を始めたきっかけは、高年収の企業に行きたいという思いがあったからです。周囲を見ても私ほど就活に意識高い人はいなかったくらいの気概はありました。

私は、最初にDeNA、メルカリ、モルガンスタンレーの理系職を応募しました。応募した理由は知名度があったからです。(安易)

ESはガクチカ(学生時代に頑張ったこと)300文字や自分の強み、研究内容など就活で聞かれる基本的なことを書いた記憶があります。

結果は2つともESとウェブテストで落ちました。正直、大学院まで勉強してきた自分ならESとウェブテストで落ちると思ってなかったので対策をしてないにも関わらずかなりショックを受けました。。(この時点でもまだ自分への自信を疑わなかった)

「最初だからこんなもんでしょ」客観的に分析もせずに次に受ける企業を探して4月は終了。特にウェブテストの対策をせずに5月を迎えます。

修士1年5月

5月に入ってもまだまだ夏インターンには参加できると思っていました。周りで誰も就活を始めてすらいない人が多かったからです。

5月はメルカリ、リクルート、KPMG、マイクロソフトなど業界も絞らずに有名な企業を受けました。合計11社受けた結果、ESとウェブテストを突破したのは僅か4社、、それでも最初の関門を突破したことが嬉しかったことを覚えてます。

マイクロソフトもSWAYで落ちたのですが、友達が受かったことを聞いたときは自信を無くしてしまいましたね、、

最初の面接はコンサルのKPMG。面接官は二人で初めに軽い企業紹介とアイスブレイク。そこから学生時代に頑張ったことや研究内容を話しました。途中まではうまく話せていて好感触で、受かったことを心の片隅で確信した時にこんな質問が。

「高校時代に頑張ったことと工夫していたことを教えてください」

想定すらしてない質問につい慌ててしまい回答がしどろもどろに。。本当に頑張ったことがあれば話せたかもしれません。しかし私が頑張ったことは受験のみ。それも浪人を経験していたので勉強のアピールができない、、ということで急遽でっち上げた嘘を語ることに。。内容は陸上部での大会の体験をベースにあらぬエピソードを盛るというもの。もはや大会の記録すら改ざんしてしまいました。

面接官の反応が良かったので通過できると思いました。しかし結果は落ち

今思えば、流暢に話していたのに、突拍子もない質問に対して考えながら話す私は面接官からは疑いの目で向けられた気がしています。逆質問において一つしか質問しなかったことも減点対象だったでしょうね。その後、面接を2回経験しましたがその面接も落ち。

就活の厳しい現実を直面し焦りを感じてきたところで5月が終了。

修士1年6月

6月は一般的にサマーインターンシップの情報解禁ということで募集する企業が急激に増えます。同時に就活に参戦する友達も増えてきました。

6月はかなり焦っていたのでなりふり構わずに目についた企業に応募しました。P&G、ゴールドマンサックス、野村総研、PwCなどなど。

5月に応募したメルカリの面接が6月に控えていたので、面接に挑みました。なぜか面接前日に「面接は英語でも大丈夫か?」という謎のメールが来ましたが、英語に自信がないものの早くインターンシップの参加権が欲しいと思い承諾。

そして当日の面接。なんとインド人のエンジニア1人がzoom越しに待っていました。インド人は日本語ができないということで、こちらはなんとか英語で伝えようと頑張りました。ルー大柴のように日本語と英語を交えて話す姿は私自身かなり恥ずかしい姿をお見せしてしまいました。問題も何個か出たので雰囲気でインド人面接官のいいたいことを答えるも微妙な反応をされて面接が終了。結果は言うまでもなく落ちw

他の企業のESとウェブテストの結果も惨敗。この頃は少しだけ精神がおかしくなっていました

今思えばESとウェブテストの対策を一切せずにひたすら企業に応募したことが悪手だったなと思います。反省の時間を作らなかったことはダメでしたね。。

修士1年7月

4月時点でサマーインターンシップに参加する企業は5社位あるだろうと高を括っていたら現時点で参加決定の企業が0社のみ、、

Twitterを開くと、「〇〇企業 インターン決定!!」「〇〇企業は全通??」という煽りにも見えるツイートに目が行き、なおさらメンタルが病むという事態。(自分の就活がうまくいってない人はツイッターは見ない方が吉)

さらに極めつけは、6月から始めた友達がサマーインターンを決め始めていました。周りからは就活を頑張っている人という印象だったのに気づけば友達の後ろを走っている状態。もう鬱病の一歩手前まで追い込まれていたと思います。

サマーでまだ残っている企業を数社応募して、結果20社以上落ちで終了。

部屋で籠って自己嫌悪に陥っている日々を過ごして7月を終えました。いや、就活って受験並みに辛くないか、、??

修士1年8月

サマーインターンを全落ちして落ち込んでいたところに就活ライフに転機が。なんと学部を卒業して人材仲介業者に勤めていた友達から連絡が来ました。(この記事は仲介業者のアフィリエイトの記事じゃないですよ笑)

人材仲介なので半分ビジネスとして連絡をしてきたと思いますが、私はサマー20社以上全落ちで仲介できるほどの価値のない人材であることを話しました。(この友達はAっていうことにします) すると、この友達Aは意外にも親身に就活の相談を乗ってくれました。

今思えばですが、私が友達にも話さなかった就活で抱えていた悩みや不安、なぜ上手くいかないのかを他人に始めて話したことが良かったと確信しています。

自分がなぜダメなのかを客観的に分析してくれたのが本当に助かりました。その後、ESに関していくつか助言を貰い、その通りに直しました。例えば、私のESは背景や実績の内容が詰め込まれすぎていてほぼ事実しか述べられておらず、ハタから見ると「俺すごくね??」という自己顕示が強いように受け取られてしまっていると指摘されました。そこで、背景や実績の内容を削り、余った部分で自分の強みを1つに決めて書くという修正をしました。

また、友達Aから複数企業との逆求人の面接の場を設けてくれたので9月からの面接対策をすることを決定。それと同時に時間があるのでTOEICとウェブテスト対策も進めました

8月はサマーインターンに参加したり遊んだり充実する予定でしたが、家で就活と勉強に励むことに、、(致し方なし)

ちなみにウェブテスト対策で用いた本は、就活界隈で有名な青本を使いました

次の投稿に続く。。

まとめ

4-8月を振り返ってみましたが、6月の闇雲に申し込んでいる途中で冷静になって一歩止まりなぜ選考に進めないのかを分析するべきだったと思います。当時は業界が決まっていないという焦りがあったのですが、気になる業界は冬に申し込めばいいのです。最近のニュースでは就活の早期化を強調されていますが、冬からのインターンでも十分に間に合うので夏インターンでうまくいかない人は一度止まって落ち着くことが重要だと思います。私も実際に冬インターンからの参加で全然間に合いましたから!

私はサマーインターンに参加できなかったことは残念ですし貴重な機会がなくなったのは悔しい思いがあります。しかし、サマーインターンに参加できないこと自体はそこまで気負わなくてもよかったのかなと思います。就活の最終的な結果として本番の選考で内定を貰える実力がつければいいですから。周りと比較して自己嫌悪しがちですが、そんな時は私の記事を見て自分だけじゃないんだぞって安心してくれると嬉しいです。

この記事を見て、サマーインターンに対してうまくいかない人への参考になれればと思います。

挽回劇を見たい方は次の記事へGO!

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